AIR FINDER 9/28 本番レビュー仕様

現状でできることの一覧 / v2 2026-09-10(監査反映)/ 記載の凡例: 実装済 いま動く / 当日設営 実装済みだが現地作業が要る / 後日 9/28 スコープ外

ひとことで:iPad を「体験の舞台」、Mac を「バックステージ」、クラウドを「記録の正」とする 3 層構成 (ADR-0016)。来訪者は iPad の前でコハク(2D アバター)と声で話しながら、複数カメラによる自動撮影を受け、 最後に思い出ショート動画を QR で持ち帰る — この一連の流れがすべて実装済みで本番 Cloud Run に接続して動きます。

1. 当日デモできる体験フロー(来訪者視点)

ようこそ→ 同意→ 名前→ コハクと会話・撮影→ アルバム→ 思い出動画→ QR 持ち帰り→ 送り出し
場面できること状態
ようこそコハクが待機面で出迎え。タッチで開始実装済
同意カード式の同意画面。声はコハクとの会話に使い、話した内容は文字で記録されることを明示(ADR-0036)。同意のあいだ記録は行われない。名前入力実装済
音声会話コハクと日本語で自然会話(Gemini Live)。エコーキャンセル・ノイズ抑制付き。割り込み可実装済
ライブ撮影章リボン(施設が設計したストーリーの章。未設定時は既定の 6 章)、三分割ガイド、人物追尾枠、REC 表示、カウントダウン、ガイダンス帯実装済
おまかせ撮影YOLOX 人物検出 → 中央静止を検知 → カウントダウン → 自動シャッター → クールダウン実装済
アルバムセッション中の写真を一覧。撮影へ戻って追加できる(写真単位の撮り直し・採用 UI は未実装)実装済
思い出動画写真と会話・感情推定からショート動画を生成(Runway、失敗時 Veo 3.1 に自動フォールバック)実装済
QR 持ち帰り完了画面の QR をスマホで読むと写真 + 動画の公開ビューへ実装済
記録をやめる体験中いつでも撤回できる。撮影・会話をその場で止め、Cloud の同意記録にも撤回を刻む実装済
放置への対応無操作 90 秒で「まだいらっしゃいますか?」、さらに 30 秒で自動終了。去った人のセッションが録画・集音を続けない実装済
次の来訪者送り出し後にワンタップでリセット(録画・会話・自動撮影を確実に停止)実装済

2. コハク(2D アバター)

3. マルチカメラ撮影(Camera Fleet 1..N + ロール分離 — ADR-0040)

接続したカメラは自動でフリートに参加し、役割(主機 / 副機 / 寄り / 観察 / 追尾 / 待機)が割り当てられます。 役割は運用中でも Mac アプリから変更できます。

カメラ接続役割・特徴状態
DJI Osmo Pocket 4PWeb カメラモード(USB-C / UVC)デュアルレンズ(広角 1 型 + 中望遠)・3 軸ジンバル。接続すると自動で主機(primaryCapture)へ昇格。本体側アクティブトラックと併用可実装済
Mac 内蔵カメラ内蔵Osmo 接続時は副機へ。単体でも全フロー成立実装済
iPhone / iPad Camera Agent同一 LAN(自動登録)専用アプリが /agent/register で自動参加。電池・熱状態も監視実装済
OBSBOT Tail AirRTSP + VISCA(LAN)追尾ロール。首振り(PTZ)で人物を追う当日設営 実装済み・現地 LAN で較正
Continuity Camera / シミュレータ近接 / 仮想予備・開発検証用。実カメラゼロでもデモ成立実装済
Osmo Pocket 4P の使い方:本体を Web カメラモードにして USB-C で Mac に挿すだけ。 名前パターン(既定 osmo|pocket|dji)に一致した外部カメラが主機になります。 別のカメラを主機にしたい場合は Mac アプリの「カメラ・エージェント」画面で名前パターンを変更できます。

4. バックステージ(Mac アプリ「Edge Hub」)

運転・常駐 実装済

  • DMG インストーラ(/Applications へ設置)
  • カメラゲートウェイの起動 / 停止 / 常駐をアプリ内で一元管理(launchd 廃止)
  • 縮退制御:不調時は自動で段階縮退、復帰は人が判断(手動)

シナリオスタジオ 実装済

  • 章(ビート)ごとの撮り方を「ことば」で編集
  • カメラと追尾 / 音と声 / 配布・QR のタブ構成
  • 保存先は施設プロファイル(ADR-0033)

AI 設定 実装済

  • 会話エンジン・モデルの選択(Gemini Live 既定)
  • コハクの人格プロンプトをその場で編集(ADR-0046)
  • 思い出動画のバックエンド(Runway / Veo)切替

ユーザー管理・ペアリング 実装済

  • 運用者アカウントの発行 / 無効化(トークンは発行時のみ表示、サーバはハッシュのみ保存)
  • iPad は Bonjour 探索 + 6 桁コードでペアリング

5. クラウド(本番 Cloud Run — 稼働確認済み)

6. プライバシー・安全(デモで話せる設計)

7. 9/28 にやらないこと(後日)

項目理由・予定
3D コハク(UE 5.8 / Pixel Streaming)外付け SSD 調達後に PoC。2D 版の描画面のみ差し替える設計にしてある
TestFlight 配布当日は開発ビルドを iPad へ直接インストール
同意文言の法務確認音声を本番運用する前に実施
保存期間の明記暫定クラスのままで具体値が未確定。9/28 前に施設と合意が必要(ADR-0028 / ADR-0036)
思い出動画の音声現在の書き出しは映像のみ。来訪者の声は会話にのみ使う
保護者同意 UI未実装。当日は「未成年は体験させない」運用で対応
口パク同期(Phase 5)当日構成では Edge 音声が一次経路のため、通すには Edge 側の実装まで必要。費用対効果で後回し

8. 当日の機材チェックリスト

  1. Mac(Mac mini M6 — 9/22 移設予定。間に合わない場合は MacBook Air で代用可)+ Edge Hub アプリ(DMG)
  2. iPad + AIR FINDER Terminal アプリ(ペアリングは 6 桁コード)
  3. DJI Osmo Pocket 4P + USB-C ケーブル(Web カメラモードにして接続)
  4. OBSBOT Tail Air + LAN(現地で VISCA 較正)
  5. iPhone(Camera Agent アプリ、同一 Wi-Fi)
  6. Wi-Fi / 有線 LAN、外部スピーカー(会話の聞き取りやすさ用、任意)
  7. ネットワーク断のリハーサル:クラウドを切っても縮退で続くことを見せられる